皆さんこんにちは。
農オタスタッフです。
先日とあるAIの勉強会で
AIの活用実例を発表させていただきました。
その中で私の中で予想外に好評だった事例を一つ
今回はご紹介したいと思います。
それは「日本語の教材づくり」です。
この使い方は外国人スタッフへの教育にはもちろん、
日本人の新人スタッフへの教育や
自分のスキルアップのための自主学習にも応用できる方法だと思います。
ぜひ参考にしてください!
では始めます!
当社にはベトナム人スタッフが4名います。
1名は入社してもう5年ほど、残り3名は1年半になります。
彼らは各自日本語を勉強していますが、
初級の日本語のテキストに
マシニングとか、ステンレスとか、公差
なんて語彙は出てきません(汗)
なので日々仕事をしながらたくさんの言葉を覚えているのですが、
知らない言葉が多すぎて間に合わない!
そこでAIの出番です。
使い方1:語彙のリストアップ
普段の仕事で使う語彙を知っておかないと
コミュニケーションが取れない、
もしくはコミュニケーションに多大な時間がかかってしまいます。
そこで語彙をリストアップして覚えてもらいます。
<プロンプト例>
当社は金属加工をしている町工場です。
工場で働いているベトナム人スタッフに
工場でよく使う言葉を覚えてほしいです。
一般的に工場でよく使う言葉をリストアップしてください
<プロンプト例2>
(社内会議等の議事録をアップして)
これは先日の社内会議の議事録です。
この内容をベトナム人スタッフにもわかってもらいたいです。
内容を理解するために必要な語彙を全て洗い出してください。
こんな感じで出てきた語彙をプリントアウトして覚えてもらいます。
使い方2:確認用の問題づくり
語彙のリストを渡すだけでは内容を理解しているかわかりません。
そこでリストアップした後に
理解しているか確認する問題を作ってます。
(もちろんChatGPTで)
これもプリントアウトしてやってもらいます。
間違っている場合はそこで理解を訂正します。
<プロンプト例3>
(語彙をリストアップした後に同じページで)
これらの語彙を正しく理解できているか確認したい
理解度を確かめる問題を作ってください。
使い方3:社内の取組みの理解
当社では今年から改めて5S活動に取り組むことになりました。
もちろんベトナム人スタッフにもこの活動を理解し、
取り組んでもらう必要があります。
そこでChatGPTの出番です。
彼らが理解できるような優しい日本語で5Sについて
説明する文章を作ってもらいます。
<プロンプト例4>
ベトナム人研修生に5Sについて基本的なことを教えたいです。
日本語初級レベルでもわかるような説明と問題を作ってください。
他にもビジネスでよく使う「5W1H」
語彙が少ないからこそ
ポイントを押さえたコミュニケーションが必要なので
知っておいてほしい!
そして意識して使ってほしい!
そこでChatGPTの出番です!
<プロンプト例5>
5W1Hについてベトナム研修生に教育したいです。
日本語初級レベルのベトナム人にもわかるような文章で
説明してください。
当社の社員は15名、そのうち4名がベトナム人という構成です。
1/4を占めるベトナム人が社内の活動について理解していないと
残り3/4の日本人でそのフォローをしなければならなくなります。
ですが、3/4の日本人の中にはパートの方だったり、
まわりをフォローしたり、リーダーシップをとるのが苦手な方もいて
実際にフォローできる人数はもっと少ないというのが実情。
なので言葉の壁を言い訳にせず、
会社の取組み、活動を理解してもらって、
納得して積極的に活動に取り組めるようにしたいんです。
AI初心者でもできる
ChatGPTで言葉の壁を越えた知識と技術の底上げへの取組み
いかがでしたでしょうか?
今回はベトナム人スタッフ向けの活用事例をご紹介しましたが、
専門用語のリストアップや理解度をはかるテスト問題の作成などは
独学にも使える使い方です。
実際に先日外国語の勉強に使っているという記事も見ました。
発音もチェックしてもらえるとか!?
試してないので本当かどうかわかりませんが、
精度によっては活用できそうですよね!
皆さんの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
当社のご案内はこちらからダウンロードできます。
工場見学お申込みが増えてます!
工場見学・FACTORY ART MUSEUM TOYAMA来館のお申込みが増えています!
できるだけご希望の日時にご案内できるよう調整いたしますので
少なくとも1週間前までにはご予約をお願いいたします。
また、製造業務の状況、社員研修等の関係でご希望に添えないこともございます。
その点ご理解のほどよろしくお願いします。
工場見学・ミュージアム見学の御予約はこちら
フジタYoutubeチャンネル公開中!
スタッフが普段の業務の合間に撮りためています!
今後も随時アップ予定!チャンネル登録をお願いします!
DX初めの一歩講座 お申込み受付中
当社でのデジタル化の取り組みを
製造、経理・総務、広報・採用・営業
それぞれの部門別にご紹介する2時間の講座です!
▼こんな方におススメ
・DXって何?なぜ必要なの?
・デジタル化を進めているけどうまくいかない
・デジタル化を進めたいけど何から始めていいのかわからない
・人材不足で困っている
ご希望の方はこちらよりお申込みください。