1月19日の「ガイアの夜明け」の放送翌日に
「京都で金泊押しをしている者です,昨日のテレビのアルミのらんまにを見て感動して、
うちの金泊押しを試してみたいのですが、いかがでしょう?」
と、上品な女性からの電話。
と言われても、すぐに持って伺うこともできず、
「では次に関西へ行く機会にご連絡します。」と早々と電話を切った。
が、連日電話がかかって、さらにFAXも入る。さてさて・・・どうしたもんか。

と、日は流れ、2月に入って、ミニミニ欄間の試作品ができた。
ちょうど、京都へ向かう用事もあり、連絡を入れて伺いました。(^^)/

伺ってビックリだらけです。
ご主人の涌田様は、伝統工芸士で叙勲をいただいていて
さらには、昭和25年に金閣寺が焼失し、その後、昭和30年に再建した時の
メンバーだとか・・現在、残っているのは涌田さんのみだそうです。

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「私は金閣寺の鳳凰を塗ったんだ。」とおっしゃっていた。
注:現在の金閣寺の鳳凰かどうかは、定かではないです。

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その後、金箔を押したミニミニ欄間が送られてきました。

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「ちゃんとビシッとアルミに貼れました。良い経験になりました。
機会を与えてくださりありがとうございます」

とお礼のお手紙も添えられています。
やはり、人間性が仕事に出ます。
また、仕事が人間性を育てるんですね。
自分の仕事に責任をもって、一生懸命やっているのは
最終結果に出てきます。

こちらこそ、ありがとうございます!