あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

 

今年の目標を増やし過ぎて新年早々やる気がなくなりつつある佐田です。

目標って難しいですよね。

少なすぎても簡単すぎても意味がなく

多すぎても難しすぎてもやらない

適当な目標設定ができる大人になるのが今後の目標になりそうです(笑)

去年は私の中では人生の大きな転換期のような年だったので

このまま変化し続けつつ、やることはしっかりとやる、そんな2020年になることを願っています。

 

 

さて、2020年初ブログのテーマは

検査

です。

何事においても最終確認することはとても大切なことですよね。

特にモノづくりの世界では少しの違いが大きな差を生むことになるので最終確認は必須となっています!

 

先月のブログに登場した三次元測定機のようなハイテクな検査方法もありますが

パッと見はとても簡単そうでも大事な検査もあります。

今回はその中でもフジタで行っていて私が面白いな~と感じた二つの検査についてご紹介します!

 

まず、文字の刻印確認です。

製品にはメーカ名や、型の名前など

いつどこで製造されたか確認できるよう刻印がされています。

お菓子の袋に書いてあるロット番号のようなものです。

この刻印は金型に彫られており

鋳造するときに製品に文字がうつります。

製品の文字が読めるようにしなければいけないので

金型には実際の文字と反転した状態で刻印がされています。

加工時に反転し忘れたり、文字を間違えると

実際の製品の文字も変わってしまい大変なことになってしまいます。

そのため、文字の向きがあっているか確認するための検査を行っています。

 

ここで登場するのがこの白い粉です

(プラフレンドAmazon https://www.amazon.co.jp/インフィネイト-pla-friend-プラフレンド-250g/dp/B00FB2J026

 

これをお湯で温めるとやわらかいプラスチックになります。

 

 

やわらかくなったプラスチックを

文字が彫ってあるところにあてて冷やすと実際に製品にうつる文字が浮かび上がります!

 

 

浮かび上がった文字を見て向きや内容があっているか確認をし

お客様の元へ送られます。

※お客様の大切な金型のため文字部分は撮影していません。

 

 

なんとなく美味しそうに見えるのは私だけでしょうか(笑)

 

 

 

二つ目の検査は、つきあわせという検査です。

金型のパーティング面が重なるか確認するための検査です。

金型が図面通り重なるかというのは金型を作るにあたってとても大切な作業となります。

片側の型に塗料を塗って合わせてみて反対側の型に色がうつったら

この金型は図面通りできているとわかります。

 

塗料を用意して

片側に塗ります

重ね合わせると

反対側の型に色がうつります。

 

色の付き具合を見て、

細かいところを削ったり加工し直したりし、

完成させていきます。

数字で出すのではなく、目で見ての検査もあるのだと勉強になりました。

 

さて、私がこの検査で気になったのは作業内容ではなく

この検査で使われている塗料です(゚○゚)!

 

 

名前に地球が入ってる!

なんか壮大!

とつきあわせについて教えていただきながら勝手に盛り上がっていました(笑)

なぜ地球なのかは調べてみましたがわかりませんでした…残念です…

知っている方がおりましたら、教えていただきたいです(笑)

(地球光明丹Amazon https://www.amazon.co.jp/TRUSCO-トラスコ-光明丹-450g-KM-045/dp/B001D7FH98

 

 

フジタでは他にも様々な検査が行われています。

これからも様々な検査方法について勉強していき、

自分でも何かできたらいいなと思っています!

 

フジタのスタッフブログを読んでいただき

ありがとうございます!