ずっと実現したかった企画、フジタの技術紹介。
このブログを使っていよいよ始動します!

記念すべき第1回目となる今回は、横型マシニングセンターによる加工で
工数を削減した事例をご紹介します。
こちらがフジタにあるオークマ製の横型マシニングセンターです。

millac630H

ワークデータ
素材 アルミ(A7075)
サイズ 110.0mmx50.0mmx12.0mm
形状

vol1-keijou

青い部分は18度の傾斜があるため、3方向からの加工が必要な形状です。
今までは竪型のマシニングセンターで加工していたため、3工程必要でしたが、
テーブルが360度回転する横型で加工することにより1工程での加工が可能になりました。
また、工具や条件を再度見直した結果、加工時間を約4分の1まで短縮!

更に青い部分はφ3×80.0mmの深穴加工をしています。
一般に細いドリルでの深穴加工はドリルがしなり、穴が流れてしまいますが、
フジタでは穴が流れることなく、お客様のご要望どおりの形状を実現しています。

フジタでは従来の加工方法にとらわれることなく、
今ある設備で最善の加工を日々考えております。

お困りの事がございましたら是非一度お声掛けください!