違いの分かる女になりたい佐田です。

 

違いが分かるってかっこよくないですか?

年始に毎年やっている某格付け番組もありますが

違いが分かるというだけでなんとなくかっこよく見えてくる現象ってありますよね…

私だけでしょうか…?

 

 

”違いが分かる”というと

お酒や

お肉

音楽

など高級で高尚なものと言うイメージがつきものですが、

私は高級でも高尚でもないけど大事なものの違いが分かるようになりたいのです。

(もちろんお酒などの違いも分かるようになりたいです(笑))

 

 

こんなことを考え始めたのにはあるきっかけがあります。

皆さんこのブログのこと覚えていますか…?

 

製品の仕上げと大根の煮物

 

実は、このブログには裏話があります。

最初私が考えていたタイトルは

”バリバリとる”

で、バリ取りについてのお話でした。

しかし、書き終わってから

これはバリ取りではなく面取りでは?

と教えていただき、面取りの話に変わったのです。

 

ブログはとりあえず書き直し事なきを得たのですが、

私の頭は混乱状態。

え、現場の方って面取りとバリ取り同じように使ってる気が…気のせいなのか…?

ネットで調べても何も出てこないし…

 

というわけで、現場の方に聞いてみることにしました。

こんなとき一番頼りになるのは現場にいる熟練の方達です!

数人の方に教えていただきわかったことは……

 

・面取り

図面にCで指定してあるもの

45°で削る

例えば、C1だったら角を1mm×1mmで45°にけずり、面にすること

糸面取りと言って、見えないくらいのものを指定することもある

 

写真のように角を削ってあるものが面取りです。

 

図面にも指定がされています。

 

 

・バリ取り

何か指定してあることはない

製品からバリ(でっぱり)を削る作業のこと

残念ながら、フジタではバリ取りの作業はほぼやっていないようです。

 

 

ここまで聞いて、やっと違いを納得できた私。

これから面取りとバリ取りの違いは誰にでも説明できます( ̄^ ̄) ドヤッ

 

 

 

さて、この面取りとバリ取りの違いもよく分からないと思っていたのですが

最近さらに違いの分からなくなるものにでありました。

それは

キリとリーマ

です。

え、両方とも孔じゃん。

と言いたくなるこの表記。

図面をみても

 

実際の製品を見ても

 

 

 

やっぱり孔は孔です…

(上がキリ、下がリーマです)

 

話は変わりますが、孔と言う漢字も私にはよくわかりません…

孔と穴、ネットで調べてみると

孔は貫通していて穴は貫通していないもの派と

どっちでもいい派があり

カンジ、ムズカシイ 🙁

となっています…

 

 

 

話をキリとリーマに戻します(笑)

何が違うの?ということで調べてみたところ、

そもそもリーマは工具の名前という衝撃の事実が発覚しました!

リーマはドリルで孔をあけた後に寸法の精度や形状を整えるための工具のようです。

なので、特に精度が必要な孔に使われるみたいです。

位置決めのための孔が特にそうですね!

 

じゃあキリも工具なのか?

と思いきやキリは工具の名前ではないようです…

キリはドリルであけてねと言う意味だそうです。

なんてわかりにくいんだ!

リーマのように直接ドリルと書いて欲しい!

とつい思ってしまうのでした 🙄 🙄

 

 

現場にでると何が違うの?と思うものが他にも多々出てきます。

違いが分かるようになるまで、

まだまだ時間がかかりそうです……

 

 

 

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