こんにちは、

あまりにも歯が痛く、虫歯かな?と思い歯医者に行ったところ

歯磨きのし過ぎで逆に歯が痛くなっていると言われた佐田です(笑)

長くやっておいたほうがきれいになりそうとずっと長めにやっていましたが、

長すぎもダメなんですね…

いい勉強になりました!(笑)

ちなみに、歯医者さんに教えていただいた適正時間は1回3分です。

守っていきます!(笑)

 

 

さて、フジタでは今年から社内勉強会を月に1回行っています。

図面の見方といった基礎的なものから、

今作っている部品の機能まで

設計や加工する上で大切な情報を学んできました。

 

先日行った勉強会のテーマは、

ドリルと加工工具について」です。

内容としては大まかに

・エンドミルとドリルの違い

・エンドミルの種類

・加工時のトラブル

を学びました。

※エンドミルとは切削加工で使われる加工工具のことです

 

 

 

 

 

この中で、私が一番気になったことは

加工時のトラブルについてです。

 

エンドミルは大きさや材質、ねじれの方向、刃先の角度等々

種類が沢山あります。

 

                                   (社内資料)

 

エンドミルで削る製品の材質や形状を考えながらこれらのエンドミルを選んでいきます。

 

 

さらに、加工時の条件も大切です。

エンドミルにはそれぞれ

1分間あたりに移動する速度(送り速度)や

エンドミル自体が回る速度(回転速度)等

適正な加工条件も細かく指定されています。

 

 

エンドミルのカタログに加工条件の表が載っています。

現場の方はこの表を参考にしたり、

加工条件の計算用公式にあてはめて計算をしたり

機械からの音や状況を見て

加工条件を決めているようです。

職人技ですね!

 

 

 

エンドミルの種類選びを

こっちのほうが速く加工できるからとか

こっちのほうがきれいに加工できるから

と材質や形状に合わないものを選ぶことや

加工条件を

速く加工を終わらせたい!と思って速度を速めすぎたり

慎重に加工したいから…と思って速度を遅くしすぎたりと変更すると

・切削されない

・切りくずがつまって動かなくなる

・エンドミルが折れる

・精度の悪い製品ができる  等々

加工トラブルが発生します。

忙しいから、失敗したら怖いからと自分の都合で極端に条件を変えてしまってはいけないんですね!

 

※エンドミルや切削加工については

こちらに分かりやすい説明がありましたのでご参考に。

(エンドミルの基礎  http://www.uniontool.co.jp/product/endmill/pdf/index_0301_01.pdf

(MISUMI 切削工具特集 https://jp.misumi-ec.com/pr/vona/fs/cutting-tool/

 

 

 

と、ここ最近の経験や勉強を通して思い出した言葉があります。

「中庸の徳たるや、それ至れるかな」

 

という孔子の言葉です。

ものすごく簡単に説明すると、

極端に多すぎたり少なすぎたらダメですよ!

ちょうどいいバランスでね!

という意味です。

※ここでは説明しきれないほど深い意味のある言葉なので詳しくは調べてみてください(笑)

実際は人徳についての言葉ですが、

歯磨きも、金属の加工も、

極端に多すぎたり少なすぎたりせず、

ちょうどいいバランスで行っていきたいですね(笑)

 

 

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ありがとうございます!