皆様こんにちは。農オタスタッフです。
金型って何? というレベルで入社した私も社歴が10年を超えました。
10年を超えたんですが、
金型や金属加工についてまだまだ知らないことが多い(涙)
…ということでここでは当社が行っている金属加工について
基本的、一般的なことから色々調べて書いてみようと思います。
まずは「鋳造金型」について
鋳造とは溶かした金属を型に流し込んで形にするという製造技術です。
一般的な鋳造用の型は金属で作る「金型」の他に砂で作る「砂型」もあります。
当社で作っているのは金属のほう、「金型」です。
当社では主にアルミホイール用の鋳造金型の他に
業務用炊飯器のアルミ製の釜用の金型も作っています。
アルミ鋳造金型は当社の主力商品です。
鋳造金型と一言でいっても鋳造の仕方によって大きく3つに分けられます。
主な金型は以下の3つです。
これらの金型の大きな違いは金型に溶かした金属を流し込むときに
かける圧力の違いです。
※鋳造では型に流し込む溶けた金属のことを「湯(ゆ)」というので
これからは「湯」と表記します。
・重力鋳造金型 … 金型に湯を流し込む際、圧力をかけずに
重力を使って型に金属を流し込む製造方法で使用する金型
・低圧鋳造金型 … 金型に湯を流し込む際、
少し圧力をかけて型に金属を流し込む製造方法で使用する金型
・ダイカスト金型 … 金型に湯を流し込む際、
大きな圧力をかけて型に金属を高速で流し込む製造方法で使用する金型
少しの圧力、大きな圧力と言ってもピンときませんよね。
かける圧力の大きさがどのくらい違うのか調べてみました。
低圧鋳造でかける圧力の大きさは0.01mpa~0.1mpa。
例えるなら人の手でそっと押すくらいの力の大きさ
一方のダイカストでかける圧力の大きさは1~8mpa、
これはもう人間の力では出せない機械のパワーで
強引に押し込むくらいの強さなんだそうです。
(ChatGPT調べ 笑)
そのくらい低圧鋳造とダイカストでは大きな差があるんですね!
圧をどれだけかけるかはいろんなところに影響してきます。
例えば
1.サイクルタイム
湯を流し込んでから製品を金型から取り出すまでの時間が変わってきます。
圧をかけたほうが早く湯が回り、圧力をかけない場合はゆっくり湯が回る
そんなイメージは誰でもできると思います。
2.製品形状
重力鋳造では回らないような薄く複雑な形状も、
圧をかければ成型できる場合があります!
3.金型の摩耗
圧をかければかけるほど湯と型との間に摩擦が発生します。
ですので圧をかけるかけないで型摩耗のスピードが違ってきます。
4.気泡・巣の発生
湯を勢いよく型に流し込むことで型内部の空気が乱流し、
巻き込みやすくなります。
空気が湯の中に入り込むことで気泡となって製品の中に残ることがあります。
5.設備
圧をかけるためにはそれ相応の設備が必要になります。
設備の購入、維持費用も大きな違いの一つです。
6.鋳肌
圧をかければそれだけ湯が金型に密着し、
金型の表面の粗さが出やすく、
圧がない場合は金型との密着度が弱く、凹凸が出やすいです。
鋳造方法の違い
かける圧の違い
圧の差とその影響…
ざっと調べただけでも初めて知ることがたくさんありました!
(ここでは書きませんでしたが、低圧鋳造のことを
「ロープレッシャー鋳造」と言ったりするそうです!初耳!!)
本当に金型は奥深い!
これは沼りそう(笑)
こんな感じで少しずつ勉強したことをアウトプットしていきますので
ぜひお付き合いください!
当社では、多年にわたる経験と技術力を活かし、
お客様のニーズに合わせた高品質なアルミ鋳造金型を
ご提供しています。
特にアルミホイール用重力鋳造金型では、
お客様から信頼と評価をいただいております。
ぜひお気軽にお問い合わせください!
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当社は少量多品種生産を得意としており、
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