今年のお客様アンケートの結果を経て、先日のブログでは
「不良削減」に取り組むと宣言いたしました。

(以前の記事はこちら)
https://www.fujita-k.co.jp/staff_blog/20161006/

これまで勉強会や内部監査など現場担当者と話す機会を使って
不良についてヒヤリングを行ってきました。
担当者との会話の中で感じたことは、「定期的な振り返り」が必要だと言うこと。
そこで11月より「小集団」を行っていた時間を「振り返り」の時間にしました。
今まで取りためた記録を1つずつ最初から見直し、対策の実施状況を確認していこうという大切な時間です。

実は、始める前までは「どうなるのかなー」と不安に思っていました。
というのも、過去の事例を振り返り、現状を確認する…
とっても大切なことですが、何だか後ろ向きな感じが否めません。
そして、活発に意見交換できる有意義な場にしたいという想いもありますが、
過去の不良をテーマにして果たして活発な意見交換が本当に出来るのだろうか??
という疑問が最後までぬぐいきれませんでした。

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・・・が、始まってみるとそんな心配は無用でした。
過去の不良について、対策が実施されていることも確認できましたし、
以前に立てた対策では不十分だということで、新しい対策を立てて
実施していることも確認できました!
素晴らしい!!

そして今回振り返った内容から、
・タッチセンサーの傾きの確認方法
・芯出しの方法
など超基本的なこともテーマに取り上げました。

超基本的なことだからこそ、どの機械担当者でも経験があり、
・確実に早く確認できる方法
・こんなときどうしてる?
など全員参加で実践的な話が出来ました。

もともと不良の共有、対策実施状況の確認を目的としていましたが、
経験者から思いがけないアドバイスや提案がでたりと、大収穫のミーティングとなりました。

案ずるより産むがやすし!
いろいろ考えるよりまずは行動あるのみですね。
この振り返りの時間はこれからも続けていきたいと思います。